滋賀県内で活動する団体に、コープしがが活動資金を助成します。

できるコトづくり制度

滋賀県内で活動する団体に、コープしがが活動資金を助成します。

2019.10.23

活動報告

「菌を通じたツナガリづくりで、文化の継承や生活文化の質を高める会」菌(くさびら)LABO

2019年10月10日、栗東市 菌(くさびら)神社の参道に面した菌(くさびら)LABO(ラボ)の活動を訪問しました。この日は朝から菌神社の参道清掃と納豆づくりが行われるのです。
  
メンバーと菌神社の総代の田中さんが長い参道の両脇の松の落ち葉や雑草を集めたら、軽トラに乗せて運んで行きました。
 
菌LABOの活動の画像
 
 
菌LABOの拠点は、ワーカーズコープ栗東ふくろうの家。その1階は、障がい児童の放課後等デイサービス「すかい」です。清掃が終わったら拠点に移動して納豆づくり開始です。
 
今年1月に、菌LABOを立ち上げ、3月にイースト菌を学ぶ、豚まんづくり。できるコトづくり制度の助成を受けて、4月に菌神社の祭りの由縁を学ぶ会、湖南市にでかけてサツマイモからバイオマスエネルギーを生み出そうという活動見学などを行ってきました。
 
菌LABOの活動の画像 
 
納豆を包むのは、無農薬栽培の稲わら。参加者みんなで束ねて、藁苞(わらづと)を作ります。
 
「昔は、みんなこうやって作ってたんだろうね」
「今はコンバインやから、こんな長いままのワラはないよ」
 
わいわい言いながらどんどん手を動かしていきます。
 
藁苞ができたら、圧力鍋で蒸し煮にした大豆をすくって入れて行きます。
 
「熱いうちに入れていいのかな?」
「あったかいまま入れてください」

包んだら食品用のラップでくるんで、保温をします。保温バッグの底に電気マットを敷いて、箱に入れ、密封しないで上から毛布を3枚重ねにします。発酵器でも行いました。中を40度のまま24時間保温すると納豆のできあがりだそうです。
 
納豆づくりが終わったら、参加者の皆さんでお昼ご飯。菌神社の5月のお祭りの「じゃこ寿司」のお話など、楽しくおしゃべりしました。
 
次回は、信州みそのおやきづくりだそうです。

菌LABOの活動の画像

(写真は、左が発酵器の方で、粘りが強い物が出来上がりました。)
※写真提供:菌LABO 
 

(連絡先)
栗東市中沢 1 丁目9-15 電話 077 599 1270 FAX 077 599 1271
ワーカーズコープ栗東ふくろうの家 気付 菌LABO